造水促進センター
[TOP] [What's New] [造水促進センターご案内] [事業のご案内] [当年度事業計画]
[造水技術目次] [ビデオ「水のいのち」より] [リンク集] [入札・イベント情報]

1.水は使い捨て−そこからは水の文化などうまれようがありません。わたしたちが水の文化をもちうるとすれば、それは水の生命を考えることから始めなければならないのです。なぜなら、水の生命は、わたしたちの生命なのですから・・・ 2.この水は、どこで生まれ、どこへ消えるのでしょう。わたしたちの心は、そのめぐる水とともにあるのです。

3.超ミクロの膜の間を、水が通過していきます。 4.より高度なろ過を可能にするため、精度の高い膜が次々と誕生しています。

5.分離しようとする物質の大きさによって逆浸透膜、限外ろ過膜、そして精密ろ過膜にわけられます。そのほか、イオンを分けるイオン交換膜、気体だけを透過する透過気化膜などがあります。 6.膜は超ミクロの透過を行うスキン層と、そのスキン層を高圧に耐えられるように支える支持層からできています。

7.こうした膜を、コンパクトな容器に広い膜面積を持つように装置化したものをモジュールといいます。そのひとつ、中空糸型モジュール 8.二つめのタイプはスパイラル型と呼ばれるものです。
このタイプでは、できるだけ膜面積を広くし、効率よく透過水をつくれるように、膜が何層にも重ねられ巻き込まれています。

9.そのほか膜モジュールには、膜をパイプのように丸めた管型。 10.容器内を何層にも膜で仕切った平板型などがあり、用途やプラントの規模に応じて使い分けられています。

11.セラミックが持つ高純度の材質という特徴を利用したこの膜は、耐熱性、機械的強度、薬品などによる化学的安定性において注目されています。 12.このビルではトイレの洗浄排水、厨房からの排水、洗面や手洗いの排水、給湯排水、その他雑排水、つまりビルで使われるすべての水を一箇所に集め限外ろ過膜を使って処理しています。
限外ろ過膜を通ってきれいになった再生水はビル内のトイレの洗浄用として再利用されるのです。

13.紙パルプ工場では大量の水を必要とします。この工場では、漂白工程から発生したアルカリ抽出廃水中のリグニンを除くために限外ろ過膜で処理をしています。 14.新しい水処理システムとして、バイオテクノロジーや膜分離技術などの最新技術をシステム化し、排水中の有機汚濁物質を分解して有用なメタンガスときれいな再生水を回収するものです。

15.半導体の細密化された回路の洗浄工程に使われる水は、微生物はもちろんあらゆる不純物が存在することは許されません。それを可能にしたのが膜なのです。 16.近代産業に欠かせない、半導体。その洗浄には超純水が使われます。ひとつの進歩が、また新たな進歩を生みます。

17.地球上の水の約97%は海水です。この膨大な水資源である海水から真水を造りだすことができたら−長崎県五島列島、黄島。この島で膜を利用した海水淡水化の実証プラントが動きはじめたのです。 18.太陽光発電とイオン交換膜というふたつの技術を有機的に組合わせたシステムは、世界でも初めての試みです。
19.また新しい膜の技術が生まれようとしています。水蒸気は通過しますが、水溶液は透さない膜を使用した透過気化法です。 20.膜の技術は急速に伸びつつあります。  医薬品の材料となる無菌水の製造。
ワインや生酒、ジュースなどの食品に至るまで、膜はわたしたちをとりまく様々な分野で水に生命を与え続けているのです。

スライドショーで見る 静止画を見る 販売案内


[ページTOPへ戻る]

All rights reserved, Copyright(c) 2010 一般財団法人造水促進センター